さくらのレンタルサーバーのCentOS6.2初期設定

サーバ借りた!

もう一ヶ月くらい前からさくらのVPSでサーバ借りてCentOSをいじくり回してます。Skypeのボット作って遊んだりとか。でも、「あれ?なんか変なことしたかな?」と思うたびにOS再インストールしてました。かれこれ7〜8回は初期化してます。初期化のたびにいろんなこと覚えていい勉強になってるとは思うのですが、さすがにやりすぎに感じてきました。

なので、せめてCentOS6.2を再インストールしてからの初期設定の手順を残しておくことで次の初期化に備えることとします。VirtualBoxみたいにスナップショットというかその時の状態を保存してロールバックとかできないのかなー誰か知ってたら教えてください。

CentOS6.2(さくらのVPSのデフォルトOS)初期設定

まずは1. さくらVPS CentOS6.2で基本設定をする - kopug memoを参考に、sudo使えるユーザを作成。

# adduser su10
# passwd su10
# usermod -G wheel su10

一般的にwheelグループに属する人はsudoコマンドを使える。でもデフォルトだとwheelグループにはsudoが許可されてないので、設定を変えてwheelグループにsudoを許可する。

# visudo
# 以下のコメントを外す
## Allows people in group wheel to run all commands
%wheel        ALL=(ALL)       ALL

sudoのときにいちいちパスワード聞かれたくない場合はそのすぐ下の「NOPASSWARD:ALL」とか書いてある行のコメントを外す。
rootで作業するのはここまで。次は今作ったユーザでログインしてsudoコマンドで作業していく。ちなみにコマンドの頭の「#」はrootでの作業を表しているらしい。root以外はたぶん「$」。
emacserなのでemacs入れる。

$ sudo yum install emacs
$ cd
$ git clone git://github.com/su10/.emacs.d.git

sudoでemacs起動したときにも設定読み込むようにrootフォルダにシンボリックリンク張る。

$ sudo ln -s /home/su10/.emacs.d /root/.emacs.d

新さくらのVPS + CentOS 6.2 で最初にやったことメモ - lowply.github.ioを参考にsshのポートを変更する。

$ sudo emacs /etc/ssh/sshd_config

Port 22を好きなポートに変更する(コメントアウトされてたら解除する)。また、rootでのログインを禁止する(コメント解除して「no」にする)。

Port 10022
  ・
  ・
  ・
PermitRootLogin no

設定反映。

$ sudo service sshd restart

一旦ログアウトしてrootでログインできないかちゃんと確認してから次。
さくらの VPS を借りたらまずやっておきたい15のこと (CentOS 6.2編) - A Day in Serenity @ kenjisを参考に自動アップデートの設定。

$ sudo yum install -y yum-cron
$ sudo service yum-cron start
$ sudo chkconfig yum-cron on

root宛のメールを指定したアドレスに転送。

$ sudo emacs /etc/aliases
root:    hoge@example.jp
$ sudo newaliases

テストメールを送信して確認。mailコマンドって初めて知った!簡単にメール送れてすげぇ!メールコマンドに関してはFree Dynamic DNS(DDNS) by POP3,IMAP4,FTP,HTTP-BASIC for Home Server, VPS | MyDNS.JPなんかが参考になる。

$ echo "test mail" | mail root

kernel panic時の自動再起動の設定

$ sudo emacs /etc/sysctl.conf

以下の2行を追加。

# When kernel panic's, reboot after 10 second delay
kernel.panic = 10

設定を反映。

$ sudo sysctl -p

確認。

$ cat /proc/sys/kernel/panic

パッケージの追加。logwatchは知らないからとりあえずscreenを入れておく。ちなみにyumの-yオプションは「本当にインストールしますか?」の確認をすっとばすオプション。

$ sudo yum -y install screen

ここまでで一回再起動。

$ sudo reboot

次はRuby on Railsの設定。