Dropbox使うと無料でGitのプライベートリポジトリ作れるじゃないですか!

GitHubというものがある

Git使ってる人なら知ってるだろうけど、GitHubというサービスがある。これはWikipediaによると

GitHub(ギットハブ)はソフトウェア開発プロジェクトのための共有ウェブサービスであり、Gitバージョン管理システムを使用する。 Ruby on RailsおよびErlangで記述されており、GitHub社によって保守されている。 主な開発者はChris Wanstrath、PJ Hyett、Tom Preston-Wernerである。 GitHub商用プランおよびオープンソースプロジェクト向けの無料アカウントを提供している。 2009年のユーザー調査によると、GitHubは最もポピュラーなGitホスティングサイトとなった[3]。

というサービス。まぁいわば無料でリポジトリを作れるサービスですね。


無料なんですが、無料で利用する分にはリポジトリがすべてパブリック、つまり誰でもソースを覗いたりフォークできてしまうわけです。で、「仲間内だけのリポジトリ作りたい!」とか「自分だけのリポジトリ作りたい!!」ってなるとプライベートなリポジトリがほしくなるわけなのですが、プライベートなリポジトリは有料サービスでのご提供となっているのですね。便利な無料サービスをもうちょっと便利に使おうと思ったら、金、金、金…世知辛い世の中です。


で、別に個人で開発する分にはGitのリポジトリなんてローカルのマシンにだけあればいいのですが、「やっぱりリモートリポジトリがないと不安だよ!」っていうこともありますよね。僕のマシンはもうかれこれ10回はくだらないくらいぶっ壊れているので、ローカルだけじゃ不安です。

Dropbox使えばよくね?!

そこで閃いたのが、「Dropboxリポジトリ作ればどっからでも同期できるじゃん!」ということ。Dropboxsshで繋ぐとかそんなサービスはないので直接pushとかはできないのですが、Dropboxに預けてるファイルを常にローカルと同期することができます。つまり、ローカルのDropboxフォルダにリポジトリ作ってそこにpushすれば、Dropboxに同じアカウントでログインしてるすべてのマシンでリポジトリの中身が同期されて、結局Dropboxにリモートリポジトリがあるのと一緒じゃないですか!!やったーーーーーーーーーーーーー!!!!

で、どうやるの?

というわけでちょっとググッて3つくらい拾い読み。(※4つでした)

個人でプライベートリポジトリとして使う分には先に書いたようにローカルのDropboxフォルダにリポジトリを作るだけなのですが、複数人で共有したいリポジトリであれば、

Dropboxには指定したディレクトリをユーザー同士で共有する機能があります。
上記の例ならば「Repos」もしくは「Repos/myapp.git」を共有することで、リポジトリの複数人による利用が可能となります。
便利ですね!

という感じで使うそうです。これで他の人に自分のDropboxアカウントでログインさせるとかアホなことしなくて済みますね。

一人で使うプライベートリポジトリだとこんな感じ。

今までDropbox + gitといえば、Dropboxにbareリポジトリを置いてそこからcloneするというsvn時代の伝統を引きずったスタイルが主流でしたが、--separate-git-dirオプションのおかげでもっとモダンかつ手軽に実現できます。

この一文によると、今まで見てきたやり方はなんだか古臭い前時代的なやり方だそうです。僕自身gitあんまりよくわかってないので、何のことかよくわかりません。すいません。


とまぁこんな感じで「Dropbox使えば無料でプライベートリポジトリが作れるよ!」というお話でした。

おまけ

Gitのキレイなブランチの切り方
見えないチカラ: A successful Git branching model を翻訳しました

あんまり読んでないけど、なかなかためになります。その前にGitの本読んで理解しよう…
よく「$ git reset --hard HEAD^」して死にかけるので、gitの基本的なコマンドとかも自分の理解のためにまとめようと思います。そのうち。