Macはマックでドヤ顔するためのものじゃなかったんや!
Macはナルシスト専用機じゃありません!
会社にインターンで初めて行ったときのこと。「ここが君の席だよ」と言われてそこに鎮座していたのは、まごうことなきMacのマシンでした。そのときは正直言うと、
(Macとか触ったことねーよ・・・)
とテンション下がりましたが、今では「Macでホントによかった!」と思ってます。
そこでまずは自分がMacに対して抱いていたイメージを実体験を元にお話しします。
本当にあった「マックで『ッターン(ドヤッ』」
就活で疲れて入った都内の某マクドナルド。そこにはMac book Airを広げてなにやら打ち込んでいる若いスーツの男が。こいつがもうほんとに
カチャカチャカチャ..ッターン!!
カチャカチャカチャ..ッターン!!!!
カチャカチャカチャカチャカチャカチャ......ッッッターン!!!!!!!!
とミサワ先生が絵に描いたようなエンターキー強打ドヤ顔迷惑変態野郎!でした。
僕は『人の振り見て我が振りなおせ』をモットーとしてるので、この一件で「エンターキーを優しく押すこと」と「Macを使わないこと」を心に誓いました。ちなみにド変態野郎はエクセルで表的な何かを作ってました。いやいやそんなんWindowsのほうが捗るだろと。見た目かっこいいっていう理由だけでMac使ってるだろと。
その事件をきっかけに、見た目で物事を判断するのが嫌いな僕は「Macなんて所詮見た目だけ」と自分の殻に篭っていってしまったのでした。
Macにはエンジニアに好かれる要素がたくさんある
しかし、いざ使ってみるとすごい便利!同じ研究室で○○EEに行った仲間も「周りのエンジニアは大体Mac使ってるよ」と言ってました。あ、「エンジニア mac シェア」とかでググらないでください。とにかくエンジニアはみんなMac大好きなんです。ではなぜエンジニアはMacを使うのか。自分がMacを使って「すげえ!」と思ったことをいくつか挙げます。
キーバインドがすげえ!
キーボードを見てまず驚くのが、WindowsだとAの隣という特等席に憎たらしいCaps Lockがいるのに対し、Macだとcontrolがお行儀よく収まっています。この「もの凄く楽に押せる」controlと組み合わさったキーバインド*1が実に強力で、例えば以下に挙げるようなものがあります*2。
- control + H : BackSpace(カーソル左側の文字を削除)
- control + D : Delete(カーソル右側の文字を削除)
- control + F : 一文字進む(→)
- control + B : 一文字戻る(←)
- control + N : 一行下に移動(↓)
- control + P : 一行上に移動(↑)
上記のキーバインドに関してはすべてそれ専用のキーがあるわけですが、これらを利用することでホームポジションからほとんど指を動かさなくてもよくなります。特に上下左右移動に関しては右手全体が移動しなくて済むため、お得感が尋常じゃありません。
同期にこの話をしても(うぜぇなこいつ・・・)みたいな目で見られましたが、個人的には常にこうしたEmacsライクなキーバインドを使えるのが最大の強みだと思います。これを知ったことをきっかけにvim派のあなたもEmacs派になりましょう!
ターミナルでLinuxみたいに強力なコマンド使えてすげえ!
歴史についてはよくわかりませんがLinuxとMac OS Xは兄弟みたいなもんらしいので、Linuxでできる「なんかすごそうなハッカー的なこと」がMacでもできます。Windowsだといろいろ貧弱なので、同じことをしようとしたらCygwin入れたりする必要があります。めんどくさくなってきたので詳細はまた今度。
UIがかっこよくてすげえ!
エンジニアにとってはどうでもいい部分ですが、そうでない人にとって操作感・見た目はやっぱり大きな魅力。
まとめ
Macはエンジニアに好かれる要素がたくさん。だから「自分、エンジニアですけど?」みたいな顔してればナルシストと勘違いされることはありません!
また、使い始めたばかりなのでまだまだMacのことを知り尽くしてはいません。「他にもこんな魅力があるよ」って方がいらっしゃったらぜひ教えてください。
以上。
*1:そもそも「キーバインド」ってなんじゃらほいって感じですが、「ショートカットキー」「キーボードショートカット」と読み替えても問題ないと思います。たぶん。
*2:Mac のキーボードショートカット - Apple サポートに他にもたくさん載ってます